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軽度認知障害を持つ個人における植物性乳酸菌C29発酵大豆(DW2009)の有効性と安全性:12週間の多施設無作為化二重盲検プラセボ対照臨床試験-2019.2.1

2019年2月1日

軽度認知障害(MCI)に対する植物性乳酸菌C29発酵大豆(DW2009)の有効性と安全性を評価した12週間の多施設無作為化二重盲検プラセボ対照臨床試験。

研究方法

55~85歳の100名のMCI患者を無作為に2群に分けDW2009とプラセボをそれぞれに800㎎/日与え、コンピュータ化された神経認知機能テストで認知機能を測定。また、血清脳由来神経栄養因子(BDNF)レベルの変化と認知能力との関連を評価した。

研究結果

DW2009グループは複合的な認知機能の改善率が大きく、その中でも特に注意複合スコアは有意な改善を示し、複合的な認知改善はDW2009摂取後の血清BDNFレベルの増加と関連していた。また、腸内細菌叢組成に関しては、DW2009グループで乳酸菌群が有意に増加した。

有益な腸内細菌の増加により認知機能の低下が緩和された可能性があり、MCI患者の認知機能を高めるためにDW2009を安全に使用できることが示唆されました。

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