年別アーカイブ:2020年
-
LIBRAスコアによる長期的な認知症リスク予測:CAIDE研究の30年間の追跡調査-2019.11.17
2022/6/20
認知症の治療法はまだ確立していないため、認知症研究の焦点は徐々に予防戦略に移ってきている。そこで、アポリポ蛋白質(APOE)ε4対立遺伝子を基にした遺伝リスクが高いまたは低い人の、中年期および晩年期に ...
-
朝鮮五味子エキスとアスコルビン酸の相乗効果により、ミトコンドリア呼吸の調節を介してマウスの認知力を向上させる₋2020.3.25
2022/6/20
ミトコンドリア呼吸によって生成された細胞内エネルギーは、シナプスの可塑性や構造(樹状突起の長さや密度など)の調節、学習や記憶に関わる神経栄養因子の放出などに利用されている。これまでに、ミトコンドリア機 ...
-
アルツハイマー病やレビー小体型認知症には、歩行の病理学的特徴が個別に存在するのか?-2019.9.20
2022/6/20
アルツハイマー病(AD)やレビー小体型認知症(LBD)の患者は独特の歩行パターンを持っている。そこで、60歳以上のLBD患者(45名)、AD患者(36名)、認知的に健康な高齢者(29名)を対象に歩行パ ...
-
身体活動と軽度認知症から認知症になることとの関係-2020.11.11
2022/12/19 身体活動, 軽度認知障害(MCI)
身体活動は軽度認知障害(MCI)患者の認知症への移行を予防することが示唆されているため、40歳以上のMCI患者247,149名を6年間追跡調査してMCI患者における身体活動の継続性や規則性と認知症発症 ...
-
認知および身体活動と認知症:女性を対象とした44年間の縦断的集団研究-2019.2.20
2022/12/19 身体活動
認知活動と身体活動が認知症リスクを軽減する可能性があるため、中年期における認知活動と身体活動が認知症および認知症サブタイプのリスク低下と関連しているかを調べるために38~54歳(平均年齢47歳)の80 ...
-
軽度認知障害における睡眠時の徐脈振動の音響的増強-2019.7.1
2022/12/19 睡眠, 軽度認知障害(MCI)
深い睡眠である徐波活動(SWA)は健忘性軽度認知障害(aMCI)の人々で減少するが、ゆっくりとした振動の音響刺激は若年および高齢者のSWAと記憶を強化するのに効果的であると言われている。そこで、睡眠中 ...
-
認知的に正常な日本人高齢者における白質病変およびアミロイドβ沈着とエクオール産生状態との関連-2020.10.22
2022/6/20
大豆イソフラボン(ダイゼイン)が腸内細菌叢によって代謝されてできるエクオールは、大豆イソフラボンとその代謝物の中で最も生物活性があり、抗酸化作用と抗アミロイド形成作用があると言われている。そこで、エク ...
-
プロバイオティクスの経口投与による腸内細菌叢の操作は、アルツハイマー病マウスモデルにおけるグルコースの恒常性を回復させる -2019.11.11
脳内グルコースホメオスタシスの調節障害はアルツハイマー病(AD)の発症と進行に関与しているが、プロバイオティクスが腸内細菌叢を修飾してADの進行を抑制することが示唆されている。 そこで、プロバイオティ ...
-
食事性メラトニン療法は軽度認知障害の患者の篩板損傷を軽減する:二重盲検無作為化比較試験-2020.5.7
2022/12/19 軽度認知障害(MCI)
アルツハイマー病(AD)は海馬と大脳皮質の大規模なニューロンの破壊によって特徴づけられる変性疾患であり、軽度認知障害(MCI)は正常な状態とADとの間の移行期である。そこで、79名のMCI患者を対象に ...
-
イチョウ葉エキス(EGB)はAPPsw(スウェーデン突然変異アミロイド前駆体タンパク質)を過剰発現させた神経2A細胞の酸化ストレスを抑制する₋2019.7.11
2022/12/19 イチョウ葉
アルツハイマー病(AD)は一般的に神経変性疾患であり、酸化ストレスがADの原因のひとつであると考えられている。イチョウ葉エキス(EGb)には強力な抗酸化能があるため、APPsw(スウェーデン突然変異ア ...